Facebookとmixiの共通点

最近、Facebookが「〜と提携しました」ってニュースをよく見るような気がしてます。

まず、Googleの人がFacebookに引き抜きされた件。
YouTube、AdMobのCEO退任 Google Wave責任者はFacebookへ

これは十中八九GoogleWaveでのノウハウをFaceBook内でのSkype関連サービスに活かしたいという意向なんでしょうなぁ。
(参考:Facebookとスカイプ、ビデオチャットやSMS送信の導入で提携か)


そんで、オンラインストレージサービスも買収。
Facebook、ファイル共有サービスのdrop.ioを買収
たしか、drop.ioはもともと100MByteまでは無料でそれ以上保存したかったら有料ってビジネスモデルだったと思うのですが、Facebookの公式サービスで使われるとすれば多分有料は無い・・・と思います。
便利なサービスを手当たり次第導入しようとしてるんですかね。

ただ、いくら便利になったとしても非匿名性という性質が日本人の気質には馴染まないから日本でのシェア拡大は難しいだろうという風に見られていたところにmixiとの提携が。
Facebookがmixiと連携 投稿を「ボイス」に反映

日本のSNSでも最も実名登録に抵抗が少ないユーザが多いmixiならFacebookのユーザとも気質は合うんでしょうが、あちこちとの提携話を見ているとそれ以上にmixiユーザをFacebookに流すための土壌作りをしているようにも見えるから不思議。
mixiはmixiで、海外への認知度アップに繋がるわけなのでwin-winの話だとは思います。

んで、
んでんで、
んでんでんでそんでもって気になったのが

Facebookもmixiも創業者は大学在学中からサービスを開始しているんですよね。

Facebookはハーバード大学に在学中に学内用のSNSとして始めたのがきっかけで、これが口コミで広がり、他大学の人でも利用できるようになって、ひいてはその他いろんな人にも使われるようになって現在に至ってます。

一方、mixiの創業者は東大在学中に「Find Job!」というサービスを立ち上げています。
これはIT系の仕事にターゲットを絞った求職情報サイトです。
このサービスが軌道に乗り会社を設立。後にmixiに繋がっていきます。

ちなみに私は立ち上がってあまり年数も経ってない頃のFind Job!を見たことがあります。
今ではデザインもキレイでIT系求職情報サイトとして大手ですが、当時の私の感想としては
「仕事情報少ないなぁ・・・(゜д゜」とか
「デザインも装飾画像がほとんどないし、背景黄色いし(オレンジだったかも)・・・地味(゜д゜」
という印象でした(笑

両方とも学生の頃からビジネスについて考えて行動しているんですよね。
今の日本の教育って「お金の稼ぎ方」っていう授業もないし、「仕事」とか「お金を稼ぐ」と言えば被雇用を前提で考えちゃいます。
そういう環境だから逆に「これ、もしかしたら需要あるかも」とかいうサービスを立ち上げてみたら競合相手が少ないという意味で上手く軌道に乗りやすいんじゃないかなーとか思ったり。

例えば、
らくらくフォンもバカ売れしているそうですし、高齢化社会に向けて「お年寄り向けのアメブロっぽいブログサービス」とかいいんじゃないですかね。

デザインも和風中心で、文字も大きく見易く。機能は最低限のもの以外省いてボタンも大きくわかりやすくする。

そんでAJAXとかで
ルーペを選んで画像を部分拡大表示
みたいなルーペ機能をつけたり、コメントの横のボタンを押すと音声出力でコメントを読み上げてくれたりとか。

ググッてもそういうサービス出てこなかったので需要はあるんじゃないかなー。
広告掲載や有料サービスとかでマネタイズ(収益化)を図ってみればそれだけで1事業になる可能性だってあるかもかも。

大阪の江坂でウェブ制作をしている、インフラもシステムもデザインもディレクションもできるエンジニア。 広く浅く薄っぺらくですが(笑)

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