最近、CentOSの不要なサービスを洗い出してみたのでその際のメモ。
下記サイトを参考にして、1つずつ必要・不要のチェックをしました。
CentOS 4.4 インストール後の作業
http://rina.jpn.ph/~rance/linux/centos/centos44_after.html
不要なサービスを止める (CentOS 5.0)
http://ikubo.x0.com/unix/CentOS50_stop_Service.htm
centosでホームサーバー – 必要に応じて削除するもの(yum)
http://www27.atwiki.jp/centos-home/pages/29.html
サービスの管理
http://uchida.ac/centos/5/hosoku/security/service/index.html
不要なサービスを停止 CentOS 5.5
http://linux.rakunet.jp/linux/service_stop/service_stop.html
CentOSに関するサービスの大体は上記のサイトを参考にすればどんなサービスなのかという説明は見つかると思います。
以下、当サーバでは不要だと判断したもののリストです。
#メールツール
chkconfig sendmail off
#PCカード管理
chkconfig pcmcia off
#NFS(network file system)を利用していなければ不要
chkconfig portmap off
#ブルートゥース
chkconfig bluetooth off
#プリンタ(Common Unix Printing System)
chkconfig cups off
#プリンタ検出デーモン
chkconfig cups-config-daemon off
#ISDN検出
chkconfig isdn off
#電源管理(on/offチェック)
chkconfig apmd off
#NICの自動切換え
chkconfig NetworkManager off
#ホスト機の動作と電源を管理し、省電力のための休止状態をサポート
chkconfig acpid off
#ISDNデーモン
chkconfig capi off
#リモートコンソール(conman)からの受付を行う
chkconfig conman off
#DHCP D-BUSデーモン(DHCPでD-BUSを使わなければ不要)
chkconfig dhcdbd off
#設定も運用も簡単なDNS、DHCPサーバ
chkconfig dnsmasq off
#Bluetooth ダイアルアップ・ネットワーク・デーモン
chkconfig dund off
#インストール後、最初の起動時に初期設定
chkconfig firstboot off
#Bluetooth HID(Human Interface Device)デーモン
chkconfig hidd off
#ヒューレットパッカード社 のHP Linux用プリンタ&スキャナドライバ
chkconfig hplip off
#IBM システム管理デバイス・ドライバ
chkconfig ibmasm off
#赤外線通信用ユーティリティ
chkconfig irda off
#マルチCPU環境においてセカンドCPU以降にも割り込み処理を行えるようにする。
#マルチCPUかどうかは
# cat /proc/interrupts で確認できる。
chkconfig irqbalance off
#SELinuxの運用サポート
chkconfig mcstrans off
#ソフトウェアRAIDの状態監視サービス
chkconfig mdmonitor off
#ソフトウェアRAID。 multipathデバイスの監視
chkconfig mdmpd off
#ハードディスクなどの状態を把握し、バックアップや再構築などに利用する "DeviceMapper" とよばれるカーネルの機能を管理するデーモン
chkconfig multipathd off
#CentOS5のカーネルが不具合を起こしたとき、ネットワーク接続されたほかのホスト機にダンプ(メインメモリ上のデータ)を保存
chkconfig netconsole off
#NFS、SMB、NCPのマウント(NFS等を使わなければ不要)
chkconfig netfs off
#ネットワークケーブルのホットプラグ管理デーモン
chkconfig netplugd off
#NFSサーバを稼動させるサービス。NFSを使ってファイル共有を行わない場合は不要
chkconfig nfs off
#NFSのファイル・ロック機能を提供するサービス
chkconfig nfslock off
#ネームサービスキャッシュデーモン
chkconfig nscd off
#権限のないアプリケーションが指定の特権動作の実行を要求できる機構を提供するデーモン。
#D-Busを使う (messagebus を起動しておく必要がある)。
chkconfig oddjobd off
#Bluetoothを使ってethernetに繋ぐときに必要
chkconfig pand off
#PC/SC スマート・カード・デーモン
chkconfig pcscd off
#ユーザーアカウントのシステム利用統計出力サービス
chkconfig psacct off
#CentOS5を ルーター として動作させるときの経路管理を行うデーモン
chkconfig rdisc off
#前もってファイルをページ・キャッシュに読み込む(システム起動後)
chkconfig readahead_later off
#SELinux関連のファイルのラベルを自動更新するデーモン
chkconfig restorecond off
#NFS を利用するときに利用する セキュリティ 関係のユーティリティ
chkconfig rpcgssd off
#NFS を利用するときに利用する セキュリティ 関係のユーティリティ
chkconfig rpcidmapd off
#NFS を利用するときに利用する セキュリティ 関係のユーティリティ
chkconfig rpcsvcgssd off
#オープンソースのTCGソフトウエアスタックサービスのデーモン
chkconfig tcsd off
#VNCサーバ(使用時のみ起動する)
chkconfig vncserver off
#ワコム社製のタブレットを自動認識するデーモン
chkconfig wdaemon off
#SambaのWinbind(SambaでWindowsドメインの認証を利用する)機能を使わなければ不要
chkconfig winbind off
#無線LAN暗号WPA(Wi-Fi Protected Access)認証クライアント
chkconfig wpa_supplicant off
#NISのクライアント。NIS を使って認証を行わないなら不要。
chkconfig ypbind off
#yum自動アップデート(常駐型)。メモリを喰うので停止
chkconfig yum-updatesd off
上記の設定を行ってから、サーバを再起動して動作に問題がないかを確認。
もし不具合などが発生した場合、offにしたものをonに戻さないといけないので、どのサービスをoffにしたのかという記録は必須です。