特定のサーバのみに出た現象。
FTPソフトを使っていて、ダウンロードは問題無いのにアップロードだけやたらと時間がかかる。
でも、かなりデータが軽いファイルならアップロードも問題無い。
そんな状況。
というわけで見てみたら、MTUの値でひっかかっていたみたい。
MTUとはネット通信時に1回の転送で送信できる最大値のこと。
このMTUの値を超えたサイズの転送を行うと、ルーターがパケットを分割して送信、その後受信側が分割されたパケットをパイルダーオーン!(゜д゜)するという処理が発生するために、時間がかかってしまう。
というわけでMTUの値をチェックするのはpingコマンドでOK。
ping -f -l (データサイズ) -n (接続回数) (送信先ホスト)
例)
ping -f -l 1472 -n 1 blog.rutti.net
これで言うとデータサイズが1472では分割をしないとダメです、と表示される。
#結果
Packet nedds to be fragmented but DF set.
こんな感じでどのくらいのデータサイズならOKなのかを見つつ、送信側・受信側のそれぞれMTUの設定値を見てどちらかを調整すれば解決。
ただ、それ以外の原因でもFTPが重くなることはあるので
あくまでこれは原因の一例ということで(・ω・`)
でも、重かったFTPのアップロードが改善されてスッキリされた時って、数日便秘に悩まされた後に快便が訪れた時と似たような突き抜ける爽快感があるよね。