サーバをようやく自宅サーバから、外部に移動させましたよ。
2010年の05月からずっと運用してきた自鯖なので、かれこれ8年4ヶ月続いておりました。
途中なんどかハードの増強やデータが吹っ飛んだりと色々ありましたが、よくもまぁこれまで続いてきたもんだと。
2010年くらいのサーバ状況
前々からサーバを外部に移そう移そうとは思っていました。
8年前はクラウドっていう概念もあんまり根付いていなくて、レンタルサーバといえばHTMLを置くだけで容量も50Mくらいのものが多かったです。
プロバイダに契約したらちょっとスペース使えますよ~的な。
自由度があまりに低いので、ある程度好き勝手したいのなら自宅サーバを設置するしか無いというご時世だったと思います。
仕事の都合でサーバはいじっていたので、勉強・練習がてらで始めたのが切っ掛けですね。
それ以前に高校生の時からHPを作って絵日記サイトとかはやっていたので、サイトもブログに移行しておきたいという気持ちもありました。
ブログCMSについて
今でこそブログといえばWordpress一強ですが、当時はブログという言葉も出始めた頃でしたねー。
「MT、MovableType」というブログCMSがものすごく持て囃されていて、技術系の本屋でもだいたいMT4の本ばかりでした。
現在でもMovableTypeはありますが有料のビジネス用途にシフトしていってるので、ちょっと敷居は高くなってます。
自宅サーバを設置し始めた頃はMovableTypeではなくNucleusというCMSを仕事で使っていたので、必然的に自分のブログもNucleusで構築しようとなりました。
Nucleusは残念ながら数年前に更新が停止されましたが(チーン)、それでも日本ではそこそこ人気だったと思います。
なのでさくらインターネットに移行した際に、NucleusからWordpressにデータを移しました。
MovableTypeの形式でデータをエクスポートして、Wordpressにつっこむ。
後は画像をフォルダごと移動という思った以上にお手軽な作業でした。
サーバ間貸し
自宅サーバを運営していると、やっぱり周りから「ホームページを持ちたい」という話もチラホラ出てきました。
これまでバンドを2つ、個人サイト1つ、ビジネス用サイト1つの面倒を見てましたねー。
バンドが片方でもメジャーになればサイトにアクセスが増えて広告収入増えるかなーと淡い期待を持ちましたが、結局は歌をいくつか作って、ジャケット写真、PV動画を作ったところで「方向性の違い」ってやつで解散しました。
「方向性の違い」って言葉は本当万能なパワーワードw
自鯖のメリットが薄~くなったわけで
もうクラウドが台頭してきている昨今では、自宅サーバのメリットって言えばあまり無くなってきてますね。
ハードウェアを徹底的にカスタマイズできるので、海外から特殊なパーツを買い付けてウルトラハイスペックなサーバを割安で構築するのなら今でもオンプレミスが有効だとは思うのですが、そうでもなければデータは外部に出したほうが手間もかからないし、バックアップや保守も楽だし自分でやるよりは安全です。
先日の大阪での地震や台風で何度か家が停電になったのでサーバも何度か止まりました。
出かけているたので状況の確認もできずじまいでしたし、そういうメンテもちょっとしんどくて、それならやっぱりこのタイミングでサーバ移行を実行するしかない、と。
コスト面で言っても、サーバつけっぱなしの電気代とレンタルサーバの費用もそんなに変わらないですしね。
そこまで高スペックなものを求めるわけでもなし。
とは言え
本当はクラウドサーバにしようかと思いましたが、まだやっぱり自分の中では「このスペックでこの値段はなぁ・・・」と思うところもあったのでレンタルサーバにしました。
さくらのレンサバはLet’s Encryptが手軽に設置できるのもポイントだったので。
最近のレンサバでは結構増えてるみたいですね、ワンボタンでLet’s Encrypt導入するサービス。
ビジネス用途のガッツリしたサイトではVPSを使ってますが、趣味でやっていくサーバはレンサバで充分だなぁと。
8年前はクラウド上にデータを置くのも躊躇っていましたが、今では逆に家のPCとかが吹き飛んだら怖いのでなるべくクラウドに大事なデータを置くようにしてます。
勿論セキュリティはある程度ちゃんと考慮しないと凡ミスで流出は怖いので置くデータはある程度選んでますが。
家の中がグチャグチャなので、物理的にもデータ的にも体脂肪的にもミニマリストを目指したいと思う今日このごろです。
1 comments On ようやく自宅サーバをさくらインターネットに移動
貴殿のサーバーにはお世話になり申した
ご冥福をお祈りし、新たなサーバーにやっかいになりますよっと
BY 広告収入にまったく寄与していない個人サイトの人