CentOS : USBメモリをLinux用にフォーマット

近所で買ったUSBメモリがWindowsのFATでフォーマットされていたので、Linux用に変更した時のメモ。

ここではusbメモリは/dev/sdaと認識されている前提で書いてます。
環境によるので、どのデバイスがどう認識されているかは要確認。
これで間違って他のHDDを初期化したとなったら目も当てられません。

# fdisk -l

Disk /dev/sda: 4038 MB, 4038066176 bytes
5 heads, 4 sectors/track, 394342 cylinders
Units = シリンダ数 of 20 * 512 = 10240 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 410 394343 3939328 b W95 FAT32

「W95 FAT32」とあるのでFAT32であることがわかります。

なので、まずはそのパーティションの情報を削除。

#fdisk /dev/sda
コマンド (m でヘルプ): d
Selected partition 1

削除されたことを確認。
コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sda: 4038 MB, 4038066176 bytes
5 heads, 4 sectors/track, 394342 cylinders
Units = シリンダ数 of 20 * 512 = 10240 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System

この時点ではまだ削除は完了していません。
次に、Linux用に新規パーティションを作成

コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-394342, default 1): (return)
Using default value 1
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM↓
または +サイズK (1-394342, default 394342): (return)
Using default value 394342

そして、[w]で書き込み。
コマンド (m でヘルプ): w
領域テーブルは交換されました!
[w]で書き込むことによって設定が反映されます。
一応、書き込まれたことを確認。
#fdisk -l /dev/sda

Disk /dev/sda: 4038 MB, 4038066176 bytes
5 heads, 4 sectors/track, 394342 cylinders
Units = シリンダ数 of 20 * 512 = 10240 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 394342 3943418 83 Linux

Systemの部分が「W95 FAT32」から「Linux」に変わってるのが分かります。

パーティションの設定の次はext3でフォーマットする作業。
mkfs.ext3 /dev/sda1

以上で終了。
一時的な使用ではなく、ずっと使うのならfstabで自動マウント設定にしておけばok。

内蔵HDDだと、最初からフォーマットしないといけないという気にもなりますが、
USBの外付けHDDやUSBメモリだと「挿せばそのまま使えるんじゃない?」という風に思ってしまいがち。

大阪の江坂でウェブ制作をしている、インフラもシステムもデザインもディレクションもできるエンジニア。 広く浅く薄っぺらくですが(笑)

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